易学易学は、もともと古代中国で生まれた学問の一種です。「えきがく」と読みます。現代の日本では、占いとして有名になっていますが、易学は占いに利用することもできる、学問です。どのようなものなのかを、簡単に説明します。

易学とは

現代では占いとしての易学の方が有名ですが、本来は学問です。現代に通じる人間の本質や、物事の考え方を学ぶことができます。それを応用して、吉凶を占う際には、かなり的中率の高い占いをすることができるのが、易学の特徴です。

占いとしての易学

」というのは、中国の五経を意味します。五経は、世界の全ての物は陰と陽でできているという考え方を持っています。この考え方に基づいて、過去・現在・未来の状況や他の全ての物事を読むことができると考えられています。

現代の有名な占いに、四柱推命があります。四柱推命も、もとは易学の考え方に基づいて生まれた占いです。かなり高い的中率をたたき出していたことで有名となり、中国の三国時代には、戦をする際に戦略や吉凶を占うために使われました。

未来に何が起こるかなど、抽象的なことを占うのにはあまり向いていません。未来にやりたいことがあって、それが吉と出るか凶と出るか、どちらを選択した方が良いのかなど、具体的な運勢を占うのに力を発揮します。

占うためには、筮竹(ぜいちく)と呼ばれる、竹でできた専用の道具が必要です。筮竹を、専用の容器にいれ、形や別れる本数など、筮竹の動きや様子から意味を読み取り占います。

きちんとした知識と、易学に対する深い理解が必要なため、簡単には習得できない占いです。ですが、易学を占い鑑定に用いている占い師も多く、学べる機会はたくさんあります。

学問としての易学

易学は、中国の長い歴史と多くの人々の中で整理され生まれた統計学のような学問です。有名な孔子も、年をとってなお、易学を熱心に学び直したと言われています。現代でも生活や人生において、得られるものがある学問です。

自己啓発としてもかなり役立ちます。物事の正しい考え方や捉え方を学ぶことができます。前向きに考えたり、こつこつと努力をしたり、めぐってきたチャンスをしっかりとつかみ取ったりできるようになります。

現代において成功者が語っていることや、書店に並んでいる数ある自己啓発本に書かれていることのほとんどが、すでに紀元前1000年以上も前に易学の中で語られています。これだけ説得力があり、長い歴史を経て現代にもなお通じている人間の本質を説き明かしている学問ですから、学んでみる価値は大いにあります。